データの作り方と限界
データの作り方
- EDINET(金融庁の開示システム)の API から、上場会社の有価証券報告書(有報)を取得します。取得するのは各社の最新の有報です。
- 有報の「株式事務の概要」にある「株主に対する特典」欄を、規則(プログラム)で読み取ります。優待の有無・権利月・基準日・必要株数・継続保有の条件・優待の種類・金額を項目にします。
- 基準日から、権利付き最終日と権利落ち日を計算します。取引所の休業日は、祝日法の決まりと年末年始の休業日から計算しています。
- 上場している会社だけを載せます。上場を終えた会社のページは作りません。
- 特典欄の文章は提出会社が書いたものなので、転載しません。載せるのは項目(日付・株数・条件・種類・金額の推定・印)だけです。
項目の意味
- 基準日:優待の権利が確定する日。月ごとに日付を読み取り、「末日」は月の最後の日として扱います。
- 必要株数:優待を受けられる最小の株数(最小の段)。
- 継続保有(必須):優待を受けるのに必須の継続保有期間のうち、読み取れた最短のもの。
- 長期優遇:必須ではないが、長く持つと優待が増える・追加される記載があるもの。
- 優待の種類:特典欄の語から決めた12種類と「不明」。1社が複数の種類に入ります。
- 金額:本文に金額・枚数・ポイントの換算が書かれた優待だけを円に換算した推定。1回は最小の段、1年は回数をかけたものです。
- 印:新設・変更・廃止などの語が特典欄にあること、決算に株主優待引当金の項目があること、基準日を推定で補ったこと、など。
限界(先にお読みください)
- 有報は年に1回です。期中に優待が新設・変更・廃止されても、次の有報が出るまで(最大1年)は反映されません。
- 有報の特典欄に優待を書かない会社があります。優待を実施していても載っていない会社があるため、このサイトは「有報に書かれている優待の一覧」です。印「引当金あり」は、優待があった手がかりにすぎません。
- 読み取りは規則による推定で、誤りが残ります。基準日・株数・金額を間違えることがあります。印が付いた項目は、特に確かさが低いものです。
- 割引率や品名だけの優待、抽選の優待は金額を読めません。複数の段がある優待は最小の段を載せています。
- 選択式の優待(いずれかを選ぶ)や、基準日が複数あっても優待は年1回の会社では、年の金額が実際と違うことがあります。
- 権利付き最終日は、通常の営業日の数え方による計算です。取引所の臨時休業・売買停止、祝日法の改正は反映できません。
既知の誤り
見つけた誤りは規則を直して反映していますが、直せていない型が残っています(上の「限界」に書いた、選択式の優待の年額など)。誤りを見つけたときは、お問い合わせから、会社名・コード・違っている項目・根拠(有報のどこに何と書かれているか)を添えてお知らせください。
更新
データの更新は月1回ほどです。各ページに、最終確認日とEDINET の書類IDを載せています。